2020/02/03
夏と言えば海水浴ですね!
普段体験できない海を赤ちゃんにも体験させてあげたい!と思っている方も多いのではないでしょうか?
でも、暑い上に何かと危険も多い海。いつ頃から赤ちゃんを連れていっても大丈夫なのでしょうか?
ここでは、赤ちゃんの海デビューについて、いつからがよいのか、水着やおむつはどうするべきか、注意することは何かを考えてみませんか?
赤ちゃんの海デビュー「いつから」よりもまず海でのリスクを考えてみよう
赤ちゃんの海デビューについて、いつからOKでいつまではNGという決まった答えはありません。月齢3か月ほどで海遊びをした赤ちゃんもいれば、3歳を過ぎて初めて海に行った子どももいます。
考える上で大切なポイントは、同じ環境にいても大人と赤ちゃんとは受ける影響の大きさがまるで違うということです。
赤ちゃんは皮膚が弱く、大人に比べて体力を消耗しやすいです。
以下、赤ちゃんの視点に立って海で遊ぶ時のリスクを考えてみましょう。
・厳しい暑さ
・強烈な紫外線
・淡水よりも刺激の強い海水(汚染があればなおさら悪いです)
・強い海風
・強い波(引いていく波も侮れません)
・危険な生物(クラゲ、サメ、ゴンズイなど)
・鋭い貝殻、岩
・ゴミや海藻
・吸殻、歩きたばこをする大人
・砂(赤ちゃんが口に入れることもあります)
当然ですが、月齢が上がるにつれてまわりの大人の心身の負担も減って、心配が少なくなってきます。
少なくとも1人でお座りができるようになっていること。1人で歩けるようになっていればなお心配が減りますし、こちらの言葉をある程度理解できて「助けて」「暑い」「喉がかわいた」など自分から伝えられるようになっていればさらに心配が減ります。
赤ちゃんの海デビューで水着やおむつはどうしたら良い?
☆日焼け、熱中症、暑さ対策
どの月齢であってもこれだけは共通してやる必要のある対策です。
・帽子…つばの広いもの。できれば首の後ろをガードできる布つきの物。
・日焼け止め…赤ちゃん用のものを。こまめに塗り直してあげます。
・水着…UVカットのものがいいです。(必要に応じて水遊びオムツを用意)
水遊び用おむつ
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・ラッシュガード…Tシャツを着せてもほとんど紫外線防止になりません。
・保冷剤、保冷シート…首の周りなどを冷やすのに便利です。
以下のようなものも必要に応じて準備するとよいです。
・ミニテント、タープ、パラソル…日陰で休憩する時に便利です。
・断熱シート…表面温度が50~60度にもなる砂浜に敷くのにオススメです。
・赤ちゃん用サングラス…サイズ調整できるだとズレなくていいですよ。
・うちわ、扇子…赤ちゃんをあおぐのに使用。
☆ケガ、水の事故対策
・小さめのビニールプール
実際ちょっと危険そうだと感じた時、赤ちゃんが海をこわがる、休憩したがらない、といった時に重宝します。テントやパラソルの下など日陰に準備してあげるとよいです。
・マリンシューズ
砂が入りにくく、貝殻や岩で足を切ったり、危険生物を踏んでしまったりするのを防げます。
・救急用具
貝殻や岩で足を怪我する可能性に備えて、ばんそうこうやガーゼ、サージカルテープ、ネット包帯などがあると安心です。
☆その他対策
・ビニール袋…使用済みオムツや濡れた物を入れたりします。
・ウェットティッシュ…近くに水道がない時など、サッとふくのに便利です。
赤ちゃんの海デビュー、その他に注意することは?
☆遊ぶ時間帯や長さに気を付けましょう。
最も日差しの厳しい午前11時から午後3時頃までは避けましょう。
1歳くらいまでの赤ちゃんなら、遊ぶ時間は長くても一度に20分くらいが目安です。大人と違い、体力の消耗が大きいことを考慮しましょう。
☆休憩や水分補給をしっかりとしましょう。
赤ちゃんは体力の消耗も大きく、体温調節が上手にできないため脱水症状を起こしやすいです。
休憩はこまめに取って、ぐったりしていないかどうかに気をつけてあげましょう。また、水筒やマグを持参して、こまめに水分補給するようにしましょう。
☆赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
いつどんなことが起こるかわかりませんので、とにかく赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
水の事故への注意ももちろんですが、少し目を離すと砂をつかんで口に入れたり、落ちているゴミなどを口に入れてしまうことが多々あります。
喫煙者がいる場合、吸い殻を口に入れないように、あるいは大人の歩きたばこにも注意しましょう!
☆事前に、訪れる予定の海水浴場をよく調べておきましょう。
何よりもまず海水浴場を選ぶ際には、内海で穏やかであること、水質がよいこと、バーベキュー・飲酒・喫煙・水上バイクなどのマナーの悪い客がいないことを基準に選ぶことが大切です。
その上で、おむつ替えできるトイレは完備されているか、授乳できる海の家などはあるか、海水浴場から駐車場は近いかなど調べておくことも大切です。
パラソルなどで日陰を作っても暑いことには変わりはなく、赤ちゃんがお昼寝や休憩をしている間に脱水症状になる事もあります。できるだけ海の家の使用をおすすめしますが、
・家から近い場所に海があり、親も海遊びに慣れている。
・海のすぐそばに宿を取っていて、そこのシャワーが使える。
・海のすぐそばに車を駐車している。
といった場合もありますので、それぞれの状況に合わせてくださいね!
おわりに
赤ちゃんをいつから海に連れて行くのか、どうやって過ごすかは、そのおうちの状況によってさまざまであり、決まった答えはありません。
大切なのは、赤ちゃんはまだ体力もさほどなく、皮膚も弱くて大人とはまったく違うということです。赤ちゃん最優先で考えて無理をせず楽しんでくださいね!
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