2018/03/02
赤ちゃんは、大人よりも汗っかき。
これから夏へ向けて、あせもなども心配になってきますね。
少しでも赤ちゃんには快適に過ごしてほしい!
サラサラのきれいな赤ちゃん肌にあせもをつくりたくない!
というママのために、汗対策のひとつとして肌着の使い方に着目してみました。
目次
赤ちゃんの汗対策とはいえ、肌着なしはNG!
こんなに暑いのに、ぴったりした肌着を着せてから洋服を着せるなんて…と、暑すぎるのではないかと心配するママもいるかと思います。確かに、ママの感覚では、夏場は一枚でも少なくしたい、ブラでさえつけるのが暑い!と感じますよね。
でも、赤ちゃんにとって肌着はとても重要なもの。
肌着には、汗や皮脂を吸収し、余計な熱を放出させる働きがあります。まだ体温調節がうまくできない赤ちゃんにとって、一枚着せることでその機能を助けてくれる大切なものです。
とはいっても、ねんねの時期の赤ちゃんは、動きが少ないので背中に汗をかきがちです。あまりに暑い日は、吸水性の良い綿素材などの肌着一枚で過ごさせても良いでしょう。
今は、一枚で着せてもかわいいデザインの肌着が多く売られていますから、そのようなものを選べば、いかにも下着姿!という感じにもなりにくいのがうれしいですね。
赤ちゃんの汗対策に最適なドライ素材の下着!メリットとデメリットとは?
夏用の冷感下着、たくさん出ていますよね。エアリズムでおなじみのユニクロからは、昨年ベビー肌着にもエアリズムが登場しました。
ここでは、ドライ素材などの夏用下着のメリットとデメリットについて、赤ちゃんに使用するという視点からまとめてみました。
赤ちゃんの汗対策に最適なドライ素材下着のメリット
ひんやり、さらっとした着用感
大人も、ドライ素材の下着を着たことがある方なら分かると思います。着た瞬間からひんやりと涼しく、生地もさらっとしていて着心地が良いです。
見た目も絹のような光沢があり、下着ながら高級感があります。
濡れてもすぐ乾く
ドライ素材の下着の多くは、レーヨンやキュプラ、ポリウレタンなどの化学繊維が素材として使われています。濡れてもすぐに乾く素材で作られているので、汗を吸いすぎて冷えて、体の熱を必要以上に奪われることが少ないのが特徴です。
また、洗濯したあとも乾きやすいのはうれしいポイントですね。
かさばらず、コンパクトに収納できる
生地が薄いので、綿素材のものよりもかさばらず、コンパクトに収納できます。タンスの中もスッキリしますし、お出かけ時にも重宝しますね。
赤ちゃんの汗対策に最適なドライ素材下着のデメリット
敏感肌の赤ちゃんには合わない
ドライ素材の下着の多くは、化学繊維が使われています。
例えば代表的な例で、ユニクロのエアリズム。本体の素材は、レーヨン(モダール)57%、ナイロン39%、ポリウレタン4%となっています。
この「モダール」に限って言えば、木などのパルプ、竹や草などの植物が原料となってできたものなので、より肌にやさしい素材といえるでしょう。
しかし、100%天然素材ではないので、頻繁におむつかぶれを起こしたり、敏感肌かな?と思われる赤ちゃんは注意が必要です。
熱がこもることがある
炎天下の中、ドライ素材の下着を着用していると、逆に暑いと感じた経験はありませんか?
ドライ素材の下着は、身体にぴったりとフィットするものが多いですね。
その上、汗をたくさんかいて肌に張り付いてしまうと、なおさら暑く感じます。
着た瞬間はサラッと心地いい生地も、汗でピタッと身体にくっつき、吸水速乾機能がおいつかないくらいになってしまうと、熱がこもって不快と感じたり、肌トラブルに繋がったりすることもあります。
屋外で遊んでいて、汗を大量にかいているようなときは、こまめに着替えさせた方がいいかもしれませんね。
においがつきやすい
赤ちゃんとはいっても、大量に汗をかいたら大人と同じようににおうものです。
ドライ素材の下着は、大量に汗をかくと吸水速乾機能がおいつかず、汗が肌の表面に残ってしまうことがあります。そこに雑菌が繁殖してしまうと、においの原因になってしまいます。
植物繊維のものに比べて、化学繊維の衣類はにおいがつきやすいので、注意が必要です。
以上のように、ドライ素材の下着には、メリットとデメリットがあります。生活パターンや環境に合わせて、子供に合ったものを選んで着せると良いですね。
おわりに
種類がとても多い分、下着選びひとつとっても大変悩ましいもの。でも、暑い夏を少しでも快適に過ごすため、ぜひ肌着、下着を上手に使っていきたいですね!