2020/02/03
年末の餅つきイベントやお正月のお雑煮など、年末年始はお餅を食べる機会が増えますね。
ところで、小さな子供は何歳くらいからお餅を食べても大丈夫なんだろうと思ったことはありませんか?高齢者がお餅をのどに詰まらせて亡くなったニュースを聞くとちょっと不安にもなりますよね。
ここでは、子供はいつからお餅を食べても大丈夫なのか、目安やあげる時に注意するポイントをお伝えします。
子供にお餅、何歳から食べさせていいの?目安はある?
お餅をあげるのに、絶対に何歳くらいから、という線引きは特にありません。
育児書には3歳からと書かれているケースもあるようですし、うちの子供は2歳前くらいにお餅デビューした子もいれば、3歳前の子もいます。親の判断で、子供それぞれなのではないでしょうか。
ただ、あげる目安はあります。
●奥歯が生えてきているかどうか。
1歳くらいだと前歯しかないので食べ物を奥歯ですりつぶすことができませんが、2歳になると奥歯も生えてきています。(個人差はあります)
●「かみかみしようね」「ゴックンしようね」といった言葉が理解できて、その通りにできている。
お餅を飲み込むタイミングなんかを教えてあげられるので、言葉の理解はけっこう大切な目安になります。
●飲み込み癖がない。
言葉が理解できていても、これはクセなのかどうかあまり噛まずに飲み込むタイプの子供もいます。お餅は細かくしても粘る食べ物なので、そういう癖があると危ないかもしれません。
子供にお餅、何歳から食べさせていいの?食べる時に注意するポイントは?
●食べている時は必ずそばにいて様子を見る。
子供が食べている時に、きちんと噛んで飲み込めているかを常にそばにいて注意することが大切です。
ちゃんと飲み込まないうちに「もっともっと」と欲しがる子もいますが、注意して見ていないとそのうちだんだん口の中がいっぱいになって、オエッとえづいてしまうこともあります。
●小さくしたものを少しずつ食べさせる。
これは当然なのですが、小さくしたからといって必ずしも安全ではなく、喉にはりついたり飲み込めなくて詰まってしまうということもあるので注意しましょう。
●飲み物をそばに置いて、適宜飲ませる。
たとえきちんと噛んで飲み込めているようであっても、喉を湿らせた状態を保つために適宜お茶などを飲ませるようにすると安心です。
●柔らかめのお餅を食べさせる。
焼いたお餅だと外側がパリパリ固くなっていますし、中は粘りがあって、外も中もどちらも食べにくいようです。焼いたものよりは煮て柔らかくなったお餅の方が食べやすいです。
★こうすると食べやすい!★
●さつまいも餅にして、芋を半分混ぜる。
我が家では、「さつまいも餅」といってゆでたお餅に同量程度のふかしたさつまいもをつき混ぜて、きなこをまぶしたおやつを作ることがあるのですが、これだと喉に詰まるリスクが下がって食べやすくなるようです。こういったものから始めてみるのもいいかもしれません。普段のおやつとしても素朴でおいしいですよ!
レシピはこちらから↓
さつまいもで作る簡単おやつ!九州の郷土料理はいかが?
●小さく切った餅に食べやすいものをトッピングする
しょうゆを混ぜた大根おろしや納豆などを和えて一緒に食べるとのど越しがよくなって食べやすくなります。また、小さいお餅にきなこをたっぷりまぶしたものもよく食べてくれます。
●お雑煮は、必ずつゆや具と一緒に食べる
お雑煮のお餅は、そのままお餅だけで食べると粘って食べにくいので、スプーンで必ずつゆや具と一緒に食べるようにするとすんなり噛んで飲み込んでくれるようです。これはお汁粉でも同じことが言えます。
おわりに
いかがでしたか?
お餅をあげるのは何歳から、という特に決まった線引きがあるわけではなく、注意するポイントや食べやすい方法さえ押さえておけばそれほど不安になる必要はありません。
奥歯が生えてきたら少量ずつトライしてみてもいいかもしれませんね。
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コメント
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by 餅つきを家庭で簡単にやる方法!臼と杵、餅つき機がなくてもOK! | ママブログ 2018-11-13 3:56 PM