2020/02/03
クリスマスからお正月にかけては、年間を通して最もごちそうを食べることが多い時期ですね。
「今年こそは太らないようにしなくちゃ!」と思っていても人間の意志とは弱いもので、毎年お正月後に体重を計って驚いたという方もたくさんおられると思います。
ここでは、耳が痛いですがあらためて正月太りの原因を確認して、予防や解消法を心に留めてお正月に臨みましょう!
目次
正月太りの原因とは?
もう言わずもがなかもしれませんが、大きな原因は
『食べてばかりで動かない』
これに尽きます。
消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多くなってしまうと、太ってしまうのは明らかです。クリスマスや忘年会、お正月の食べ物や飲み物を思い浮かべると、高カロリー、炭水化物や甘いものが多い、そしてお酒ですね!
また、塩分が高いものも多いです。おせち料理の昆布巻きや煮しめなども保存がきくように濃い味になっています。お酒のおつまみもしょっぱいものが多いですね。
塩分が高いと体は水分を必要とするので、水分をどんどん摂ることになります。体が水分過剰になるとむくみの原因となり、それがお正月の体重増加につながるとも言われます。
もちろん運動もしませんよね。
自分でも不思議なんですが、何が面白いわけでもないのにテレビの年末年始の特番を見てしまうんですよね。紅白つけっぱなしとか、芸能人が温泉入ってる番組やクイズ番組を意味なく見てるとか。
こたつにはみかんが常に置いてあり、気が付いたら皮が大量にテーブルに乗っていたとかありませんか?なくなったら外に出してある箱まで補充しに行くのも面倒ですよね。
休み中は早寝早起きする必要もありませんし、どうもこの時期は伸びたパンツのゴムのごとく、だらけきってしまって困ったものです。
正月太りを予防する方法は?
おいしいものは「少しだけ」にする
せっかくのお正月休みなんですから、普段と変わらない食べ物ではあまりに悲しいですよね。この時期くらいおいしいものを食べたい気持ちは万人共通です。
なので、イクラ、数の子、お肉、お菓子など「おいしいもの」は少量買いにとどめ、お酒も本当においしいと思えるものだけ買うようにします。
私の経験上、安酒をたくさん飲んでくだを巻くよりも、「前から一度味わってみたかった!」という少々値の張るお酒をお取り寄せして、少量ずつ家族で味わう方が満足度が高いように思えます。周囲に迷惑もかけません!
おいしいものは「たらふく食べる」のではなく「味わう」程度にとどめておくことをおすすめします。そもそも、買い過ぎなければ食べ過ぎることもありませんね。
野菜や豆腐などカロリーの低いものを最初に食べてお腹をふくらませておくと、おいしいものが少量でも満足できますよ。
子供と一緒に外で遊ぶ
とにかくゴロゴロしてばかりというのはよくありませんので、ここは「子供」に力を貸してもらいましょう。
自分の子の場合もあれば、甥っ子姪っ子、あるいはお孫さん。
一緒に遊ぼうと言って表に出ましょう。
犬の散歩、凧揚げ、自転車の練習、鬼ごっこ、キャッチボール、サッカーなど、どんなことでもOKです。童心に帰ってゼーゼー言うくらい「本気」で遊んでみると、思いがけずカロリーをたくさん消費する上に気持ちもスカッとします。(自身の体力は考慮してください。)
夜遅くまで深酒する気持ちすら起こらず、心地よい疲れで早めに就寝できるのもいいですね。
少し遠い場所に初詣に行く
いつもは近所のお寺や神社に初詣に行っている方も、ちょっと遠い場所(駅にして1つか2つくらい先)に歩いて行かれるのもよいのではないでしょうか。往復すればけっこういい運動になります。
正月太り解消のための食事や運動法は?
やっぱりお正月いっぱい食べて太ってしまった、という時の解消法です。
食事を一汁一菜にしてみる
料理研究家の土井善晴先生も提唱されておられる食事です。

出典:Amazon
よくダイエットのためには、日々の食事でビタミンやミネラルがどうとか難しいことが言われていますが、あんまり難しいことを考えながら献立を作るのは面倒ですし、絶対に長続きしません。
一汁一菜なら、ごくシンプルで誰もが始めやすいと思います。
まず、玄米や、雑穀などを入れたごはんを炊きます。
そして季節の野菜やきのこ、豆腐、油あげなどがたっぷり入った具だくさんお味噌汁を作ります。お肉や魚介類を入れると栄養がプラスされます。
これで物足りなければ、納豆や焼き魚、カロリー控えめの鶏ムネ肉を焼いたものなど一品付け加えます。お漬物を付けてもいいですね。
しばらく食生活が簡素になれば、自然と食べる量も調整されてきます。
くれぐれも一食抜くとか、炭水化物を全部抜くとか、りんごだけとか、極端なダイエットはやめましょう!
毎日ちょっとずつでも体を動かす
若い頃なら多少の暴飲暴食があって太ったとしても、また食生活が落ち着けば体重も案外すぐに戻りましたよね。
しかし、年齢を重ねれば代謝も落ちますので、いったん暴飲暴食してしまうと昔のようにはいきません!やはり適度な運動が大切になります。
年末年始で動きが鈍くなっているところへいきなりダイエットを意識してハードな運動をするのは敷居が高いという方もいるかもしれませんので、日常生活で体を楽しく体を動かす習慣をつけるのがいいですね。
通勤や買い物などの外出、あるいは家事の日常生活でも運動する習慣をつけることはできます。たとえば歩く距離を増やすだけでも違ってきます。
こちらの記事もご参照ください。
→「疲れが取れない原因は運動不足かも?毎日体を動かす習慣作りを」
https://soradanchi.com/2787.html
先ほどの章でも触れましたが、お子さんがいれば一緒に外に出てめいっぱい遊ぶのもいいですね!
体を動かす習慣ができれば、体重が落ちた後も代謝が上がって太りにくくなり、また疲れにくい体にもなります。正月太りをきっかけに、もしかしたら今以上に健康な体を手に入れられる可能性もありそうです。
おわりに
いかがでしたか?
お正月ですから、やっぱりおいしいものは食べたいですよね。
豪華な食べ物や飲み物とは上手につきあい、楽しく習慣的に体を動かすようにすればお正月太りとは無縁でいられるかもしれません。
どうぞ健康的なお正月をお過ごしください!
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