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歯が溶ける酸蝕症とは?ワインやビールも原因に!治療法や予防法はあるの?

time 2017/09/20

酸蝕症(さんしょくしょう)をご存知ですか?

これは酸の作用で歯の表面が徐々に溶けていく病気です。虫歯とは違います。
かつては、塩酸や硫酸などの薬品を扱う工場で働く人の職業病だと言われてきましたが、近年はそういう仕事についていなくても酸蝕症になる人が増えてきているといいます。

それは飲み物や食べ物が原因と言われています!

それでは、何かと話題になりつつある「酸蝕症」について、原因や症状などについてみていきましょう。

酸蝕症とはワインやビールも原因になる?虫歯との違いは?

酸蝕症とは?虫歯との違いは何?

酸蝕症とは、歯の表面が酸性の食べ物や飲み物の作用によって、徐々に溶けていく病気です。

「歯が溶ける」というのは一見虫歯と変わりませんが、酸蝕症は口内の細菌が引き起こすものではありません。(虫歯は、歯垢の中にいる虫歯菌が糖分・炭水化物から酸を作り出し、その酸によって歯が溶けます)

原因は食べ物や飲み物?

昔は塩酸、硫酸などを扱う工場で、酸のガスを吸い込むことで歯に作用し、歯が溶ける「職業病」として知られていましたが、最近ではそうした仕事についていなくてもごく一般の人の間にも見られるようになってきました。

拒食症・過食症など摂食障害による習慣性の嘔吐や逆流性食道炎の増加なども言われていますが、いま最も注目されている原因として、

・清涼飲料水やスポーツドリンクなどの摂取量の増加
・健康志向の酢やクエン酸、ワインなどの摂取量の増加

が挙げられています。

見た感じ、酸っぱいものがダメージを与えていそうですね。

実際、歯の表面(エナメル質)が溶けるのは、pH5.5から5.7以下の酸性の液体に、長時間・頻回さらされた時だと言われています。

それでは、具体的に各種飲み物や食べ物のpH値を見ていきましょう。

★各種飲料の場合(アルコールは後述)

・ペットボトルの飲料水…7.0
・牛乳…6.6
・日本茶…6.3
・缶コーヒー…6.2
・ウーロン茶…6.0
(↓ここからエナメル質が溶け始めます)
・紅茶…5.5
・トマトジュース…5.0
・野菜ジュース…3.9
・乳酸菌飲料…3.6
・スポーツドリンク…3.5
・100%オレンジジュース…3.2
・10%オレンジジュース…2.8
・コーラ…2.2

一見健康によさそうな乳酸菌飲料や野菜ジュース、果汁100%のオレンジジュースも、気を付けて摂取しないといけないですね。

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★アルコールの場合

・ドライジン…8.3
・焼酎…8.0
・ブランデー…6.3
(↓ここからエナメル質が溶け始めます)
・ウイスキー…5.0
・日本酒…4.3
・ビール…4.0
・チューハイ…3.0
・ワイン…2.3

最近はワインの人気が高まっていますが、こんな落とし穴があったのですね!飲みすぎに注意したいところです。

 

★その他食品など

・イチゴ…3.6
・ポン酢…3.8
・グレープフルーツ…3.2
・酢…3
・オレンジ…2.8
・レモン…2.1
・梅干し…2

レモンや梅干しを大量に食べることは少ないと思いますが、酢に関しては料理に多用したり、飲んだりする方も多くいらっしゃると思うので、摂りすぎには気をつけていきたいですね!

酸蝕症とはワインやビールも原因になる?自分でわかる症状はあるの?

酸蝕症は、虫歯のように痛みなどの自覚症状はありませんが、表面のエナメル質が溶けてきた時に歯に白い斑点が見たり象牙質が透けて見えたりするなど、見た目の変化があらわれてきます。

酸蝕症の歯は虫歯にも弱くなり、歯磨きをすると柔らかい部分が削られてしまうこともあります。

・歯がしみる
・歯が細くなった
・前歯の先が欠けてきた
・歯が黄色くなってきた
・歯のつやがなくなってきた

などの変化があれば、酸蝕症の疑いがありますので歯科を受診してみてくださいね。

酸蝕症とはワインやビールも原因になる?治療や予防法は?

1.治療について

なるべく早い時期に発見して指導してもらうのが大切です。基本的には象牙質まで露出すると治療が必要になってきます。

軽度であれば知覚過敏の処置ですが、歯の小さな欠損がある場合はコンポジットレジン(プラスチック)を充填、大きな欠損がある場合はかぶせものをするようです。

 

2.予防法について

歯は口内の酸性状態が続くと(飲んだり食べたりした時)溶けやすくなるのですが、しばらくすると唾液が口内の酸性状態を中和してくれるので、溶けた所が修復されます。これを「再石灰化」といいます。

なので、酸性のものを食べたり飲んだりすればすぐに歯が溶けるというわけではありません。再石灰化が間に合わないと、酸蝕症になりやすいです。

再石灰化は唾液が出されることによって進むので、食事の間隔が空いていれば修復されやすくなりますし、間食(とりわけ砂糖など酸性のもの)があると修復は止まってしまいます。また、寝ている間は唾液そのものがあまり出ないので、ほとんど修復されません。

なので予防法としては、以下の3つが挙げられます

・だらだらと酸性の飲食物を摂らない。(時間を決める)
    
・寝る前に食べたり飲んだりしない。

・食べたり飲んだりした後は、しっかり上下左右にうがいをする。

・食べたり飲んだりした直後には歯磨きをしない。
飲食後すぐはエナメル質が柔らかくなっているので、歯磨きをすると余計に歯が削れてしまいます。歯磨きするなら1時間ほど時間を空けてからにしましょう。

おわりに

いかがでしたか?

これまで虫歯には気をつけていたという方や、健康にいいからと酢などを積極的に摂られていた方も、驚かれたのではないでしょうか。

しかし、酢が健康増進を助けてくれるのは確かですし、酒は百薬の長とも言われます。なので、酸性と思われるものをすべて突然やめてしまう必要はありません。

摂取の仕方に気を付けて、楽しんでくださいね!

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自己紹介

運営者の吉田あいです。

日々の体験談や、興味あることについてのまとめ記事を書いています。常に笑顔でポジティブ思考です♪コメント随時お待ちしています!よろしくお願いします(^▽^)/

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