2020/02/03
毎日子育てでイライラするのは、親ならたいがい誰もが一度は通る道です。
泣いたり、騒いだり、いたずらしたり、「もう!やらなきゃいけないことがたくさんあるのに全然できない!」と叫びたくなることありませんか?
でも、ちょっと待ってください。
「やらなきゃいけないこと」って、どうしてお母さんだけが全部やらなきゃいけないんですか?
そうです、できることはどんどん子供に任せてしまえばいいんです。
子供にとって、お手伝いは大切な遊びであり、勉強です。子供にできることが増えていけば成長につながりますし、その分お母さんも楽になり、心の余裕ができます。
でも、どんなことをどうやって任せていけばいいのでしょう?
目次
子育てでイライラしない方法!できることはどんどん子供に教えていこう!
ある程度こちらの言う事が理解できるくらいの年齢になれば、少しずつ任せられることが増えてきます。
どんなことも、「できなくて当たり前」という心がまえが大切です。このように構えていないと、上手にできなかった時にかえってイライラしてしまいますので逆効果です。できるようになるのは相当先になると思って、気長に接しましょう。
たとえ上手にできなくても、やろうとしてくれた気持ちに感謝して、常に「手伝ってくれてありがとう」と伝えるようにしましょう!
最初は、玄関の靴ならべ・片付けや床のゴミ拾い
子供が2~3歳くらいになったら、
「おうちに入ったら靴をきちんとそろえようね(片付けようね)」
「ゴミが落ちていたらゴミ箱に入れようね」
と、何度でも根気よく伝えます。
これだけで、後々「ゴミを散らかすなー!」とか「靴ぐらいそろえて!」と怒ることがぐっと減ります。
ごはんやおやつ作りに参加してもらいましょう
野菜を切ったり何かを混ぜたりするのはどの子も興味を持つと思います。うまくできなくてもよくて、台所に立つという習慣をつけるというのが大切なのではないでしょうか。最初にきちんとやり方を教えてあげましょう。マイ包丁やエプロンがあるとやる気がアップします。
料理を「作る」ことの次は「片付け」を
料理は、準備から後片付けまでできて初めて「料理」ともいえますので、生ごみの始末や簡単な洗い物、調理器具や食器などの片付けも一緒に取り組むといいですね。
掃除は大切。体力をつけることにもつながります
玄関や家のまわりの落ち葉をほうきではいたり、床の雑巾がけ(あえて雑巾です)をすることは、物理的にもきれいになり内面も変わってきます。体力もつくので、できるだけ習慣化できるようにしたいです。
幼稚園年中以降は、本格的に家事を教えていきましょう
年中以降の年齢になれば、さらに多くのお手伝いができるようになります。洗面所掃除、洗濯たたみ、お風呂掃除、トイレ掃除と、だんだんレベルを上げていきましょう。
子育てでイライラしない方法!大きくなったらお小遣いは報酬制にしよう!
小学校も3~4年生くらいになってくると、お小遣いをもらう子どもが増えてきます。しかし、単に月ぎめで固定額を渡すやり方よりももっと良い方法があるのではないでしょうか。
我が家では、3年生以上になった時にお小遣いが欲しければクオリティの高いお手伝いをすることになっています。(クオリティが低ければ支払いません)
報酬はお手伝いの難易度によって決めます。小学4年生くらいなら1回あたり10円~30円くらいに設定して、一日一生懸命がんばれば200円くらいになるようにします。上達度合いや年齢によって金額を増やすようにします。
お手伝いはやる日とやらない日が当然出てきますので、月に何千円も渡しすぎるようなことはありません。しかし、自分がどうしても欲しいものがあるときは集中的に頑張るようになります。月々何もしなくてももらえるお小遣いとは違うので、本当に欲しいかどうかじっくり考えてからお金を使うようになります。
お手伝いの目的がお金だけにならないように、必ずありがとう助かってるよという気持ちを伝えましょう。
多くの知り合いのお母さんから、子供が大きくなってくると突然「お金ちょうだい!」と言われることが増えて嫌になるといった話を聞くのですが、そういうことはまったくありません。
そんなことを言う前に子供は「どのくらいお手伝いをしたらいいか」を考えますし、欲しいものがお手伝いでは追い付かないほど高額な場合はきちんと相談してくれるようにもなり、親はストレスフリーです。
子育てでイライラしない方法!下の子には上の子が家事を教えるようにする!
家族の中で家事ができる人員を増やしましょう!
よりイライラが減りますね。
子供が2人以上いる場合、1人1人に家事のやり方を最初から教えるのは大変です。上の子が下の子に教えるようにするとさらに楽になります。
当然すんなり教えてもらう子供もいれば、教わるのを嫌がる子供もいます。お母さん教えてと頼まれれば教えたらいいと思いますし、ワーワー文句を言いあいながら子供どうし教え教えられというのもいいと思います。そのあたりは自然に任せましょう。
家族の中に食器洗いや洗濯たたみなどができる人員が増えると、うまい具合に家事分担ができますよ!
子育てでイライラしない方法!子供にどんどん家事を任せるとどうなった?
小学生の高学年くらいにもなると、周りの状況が見えるようになる、よく考えてから行動する、自分から進んで何かに取り組むといった部分が強くなってくるように思えます。かなり大人になりますね。兄弟姉妹で助け合う姿もよく見られるようになりました。
親の方も、有効に使える時間が増えます。心に留めておかないといけないのは、親が自由気ままに遊んだり、ぐうたらしたりする時間ができたのではないということです。そういう姿を子供に見せるなんて申し訳ないですよね。
時間に余裕ができたら、うちの場合はおやつ作りやパン作りをしたり、帽子を編んだり、お礼も兼ねて子供たちに還元するようにしています。
おわりに
いかがでしたか?
子供に家事を任せていくことは、最初はイライラしますが、気長に続けていくと必ずイライラが軽減してきます!それに子供にとってもプラスになるのであれば、取り組まないのはもったいない気がします。
忍耐は必要ですが、ぜひやってみてくださいね。
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