2020/02/03
夏もあまりに暑くなってくると、食欲がなくなりますよね。
それは赤ちゃんでも同じです。
さすがに暑さでまったく食べなくなると、ママも心配になってしまいますよね。
そこで、ちょっと塩気などをプラスして栄養も摂れる、夏向けアレンジおかゆを作ってみませんか?意外に食べてくれるかもしれません。
基本的には離乳食中期以降のレシピとなっています。
おかゆにちょい足しで赤ちゃんに栄養満点!だしを利用する
夏であっても、赤ちゃんが普段から色々なものを食べてくれているならよいのですが、食べてくれなくなると、少しでも何かから栄養を摂ってほしいと思うものですよね。
ベースになるおかゆそのものも、水ではなくてだしを使って炊けば、ミネラルやアミノ酸などの栄養が摂れます。1回に摂れる量は微量かもしれませんが、毎日続ければものすごい量のミネラル、アミノ酸を摂取できることになります。
継続は力なり!
☆水に一晩浸けておくだけ!おすすめのだし(作りやすい量)
・水…800㏄
・煮干し粉末…6g
・昆布…6g
・(好みで)鰹節や干し椎茸など…ひとつかみ
これらをタッパーなどの容器に入れて冷蔵庫に一晩入れておけば、翌日にはだしが取れています。お好きな時にお好きな量だけ使ってください。
そのまま冷蔵庫で3日くらいは持ちます。
おかゆにちょい足しで赤ちゃんが喜ぶ!栄養満点の作り方3選
【すりごまと味噌、青じそのおかゆ】
黒ごまには不飽和脂肪酸・ビタミンEなどが豊富に含まれ抗酸化作用があり、昔から不老長寿の薬とも言われてきました。
ごまは栄養価は高いのですが、そのまま食べてもほとんど消化吸収されませんので、すりごまを使いましょう。
☆材料
・すりごま…小さじ1~2
・青じそ…1枚
・月齢に合わせたおかゆ…50~80g程度
・味噌…適量
☆作り方
1.青じそはみじん切りにする。
2.おかゆにすりごまを混ぜ、味をみながらほんのり塩気を感じる程度に味噌を混ぜる(塩でもよいです)。
3.仕上げに青じそを乗せる。
【梅しそとささみのおかゆ】
梅に青じそ、ささみの組み合わせは食が進みます。
大人も「ささみの梅しそ焼き」や「梅しそささみの春巻き」などは夏に食べたいおつまみですよね!
☆材料
・梅干し…1個(全て使うわけではありません)
・青じそ…1枚程度
・ささみ…1/4本程度
・月齢に合わせたおかゆ…50~80g程度
☆作り方
1.ささみはゆでて、食べやすい大きさにほぐしておく。
2.梅干しを包丁でたたいてペースト状にする。
3.味をみながらおかゆに1を少しずつ入れて、うっすら酸味と塩味をつける。
4.3にささみを混ぜる。
5.青じそをみじん切りし、仕上げに適量乗せる。
【とうもろこしのおかゆ】
とうもろこしは夏が旬です。
朝採りのとうもろこしがあれば、ぜひ作ってみてください。
普段のコーン缶ではなく、とうもろこしの本当の甘みに塩をほんのりきかせたおかゆなら、暑さで食欲の落ちた赤ちゃんも、喜んで口を開けてくれるかもしれません。
☆材料
・ゆでとうもろこし粒…大さじ2~3程度
・月齢に合わせたおかゆ…50~80g程度
・塩…適量
☆作り方
1.ゆでたとうもろこし粒を、すり鉢で細かくする。
2.おかゆに1を混ぜる。
3.塩少々で調味する。目安は、とうもろこしの甘みが引き立つまで。
ここに豆腐を足すと、タンパク質も摂れるのでいいですよ。
おわりに
いかがでしたか?
普段のおかゆも、ちょっと何かをプラスすることで、食べやすくなったり栄養がプラスされたりします。
「赤ちゃんは薄味で」とか言われますが、私の経験上、大人ほどではないにせよ赤ちゃんも多少の塩気があった方が食が進むものです。
赤ちゃんだから味なんてつけなくていい、ではなくて、必ず自分が食べてみて若干薄味だけどほんのり塩気とうまみがしっかり感じられることが大切です。
ぜひ一度お試しください!
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