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赤ちゃんの突然の痙攣と熱!熱性痙攣の対処法

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さっきまで元気だった赤ちゃんが、突然打ち上げられた魚みたいにびくっびくっと妙な動きをして、唇は青紫色になり白目をむいている、急にそんな状態になることがあります。

「え!まさか死んじゃうんじゃないの?救急車呼ばなきゃ!!」

いいえ、これは熱性けいれんといって、多くの場合心配しなくてよいものです。
驚くような症状ですが、いざという時に落ち着いて対応できるように、症状や対処法などをお伝えします。

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赤ちゃんの突然の痙攣と熱!熱性痙攣の原因とは?

一般社団法人日本小児神経学会が監修した「熱性けいれん診療ガイドライン2015」によると、熱性けいれんの定義は

「主に生後6~60か月までの乳幼児期に起こる、通常は38℃以上の発熱に伴う発作性疾患(けいれん性、非けいれん性を含む)で、髄膜炎などの中枢神経感染症、代謝異常、その他の明らかな発作の原因がみられないもので、てんかんの既往のあるものは除外される。」

とされています。

体が硬直して、本人の意思とは関係なく筋肉が収縮を起こし、手足がピクッピクッと動きます。白目をむいて唇が青紫色に変わり、意識がなくなり、口から泡を吹くこともあります。

何も知らない人が見ると、「このまま死んでしまうかもしれない」とパニックになるほどの衝撃的な症状です。

 

熱性けいれんは、単純型と複合型に区別されます。

単純型は後遺症の心配がほとんどないものです。多くの場合が当てはまります。

・全身のけいれんが5分以内
・けいれんが左右対称に起こっている
・発症年齢は6ヶ月から6歳まで
・意識障害や麻痺が残っていない
・24時間以内に2回以上けいれんが起きていない
・親戚にてんかんの人がいない
・熱性けいれんを起こすまでに、神経症状や知的障害がない

 

複合型は、
・けいれんが治まっても、長い間意識が戻らない
・けいれんに左右差がある
・24時間以内に2回以上けいれんを繰り返す
・生後6ヶ月以下や6歳以上で起こった
・親戚にてんかんの人がいる
・37℃台でけいれんを起こした
などの場合が当てはまります。

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原因は、赤ちゃんの脳が未熟だからともいわれていますが、まだそのメカニズムについてはよくわかっていません。

新生児の時期にはあまり見られないそうですが、5分以上けいれんが続いたら、先天的代謝異常などの可能性があります。

生後6ヶ月を過ぎると、新生児の時に比べ起こりやすくなります。熱性けいれん以外でも、発熱がなければてんかんなどの発作、発熱があっても髄膜炎・急性脳炎などの可能性もあるので注意しましょう。

 

赤ちゃんの突然の痙攣と熱!熱性痙攣の対処法とは?

熱性けいれんでは激しい症状が出るので、あわてて救急車を呼んでしまうこともありますが、救急車が到着した頃には症状もおさまり嘘のように落ち着いていることが多いです。

まずは落ち着いて行動し、しばらく様子をみましょう。

応急処置は以下の通りです。

・衣服を緩める
・口や鼻の周りの吐しゃ物を拭き取る
・平らなところに横向きに寝かせる。(嘔吐した場合、吐しゃ物が気道に詰まらないように)
・けいれんの様子を見る(左右対称かどうかなど)
・けいれんの持続時間をはかる
・体温を計る(38度以上なら熱性けいれんの可能性が高い)

けいれんを悪化させることもあるので、絶対に大声で叫んだり体を揺さぶったりしてはいけません。

舌をかまないようにと赤ちゃんの口に物を入れるのもいけません。かえって喉を詰まらせる危険があります。

 

赤ちゃんの熱性痙攣で救急車を呼ぶかの見極め

以下のような場合は、救急車を呼んでもかまいません。

・けいれんが5分以上続いた
・40度以上の熱、あるいは38度より低い熱でけいれんを起こした
・けいれんが複数回にわたって繰り返されている
・けいれんに左右差がある
・けいれん後の意識の戻り具合や顔色がよくない
・けいれん後、マヒや意識障害がある
・けいれん後、嘔吐や頭痛がある

 

赤ちゃんの熱性痙攣は病院で受診するべき?

・初めてけいれんを起こした場合

発作がおさまった時点で一度は病院を受診しましょう。問題ない場合がほとんどですが、他の病気の可能性もないとは言えません。

けいれんもすぐおさまり嘔吐もなく、顔色も意識も戻った場合は、しばらく家で様子を見ましょう。悪化するようであれば病院を受診してください。

 

赤ちゃんの突然の熱性痙攣した後の対処法

単純型の場合、発作は1回限りでその後は起こらないことがほとんどです。その後の日常生活で注意することは特にありません。

複合型の場合いつ発作が起こるかわからないので、病院で処方されたけいれん予防の座薬を常備しましょう。

 

おわりに

熱性けいれんは、どんな子どもにも起こりうる病気です。

何も知らないとパニックになってしまうほどの症状ですが、とにかく落ち着いて対応することが大切です。

症状や確認ポイントを頭に入れておいて、もしお子さんが突然けいれんを起こした時でも冷静に対応できるように、心の準備をしておいてくださいね。

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